ご挨拶
土木・建築・機械・電力・通信・鉄道・船舶・・・現代・未来社会を
根底から支え続けていく為に多岐にわたり使用される鉄という金属。
且つ、その鉄を“さび”から長きに守り続けることができる亜鉛という金属。
弊社・メッキ事業部では、多種多様な用途で使用される鋼材の中でも、
主として小物部材・部品に溶融亜鉛鍍金加工を施してまいりました。
これからも溶融亜鉛鍍金加工を通じて鉄を“さび”から守り、
生活・社会インフラを支える一端を担うべく邁進してまいります。
事業所
メッキ事業部（JIS表示認定工場）
〒598-0071 大阪府泉佐野市鶴原3-12-52
TEL.072-458-4501 FAX.072-458-4503
メッキ品目（溶融亜鉛鍍金加工）
メッキ加工能力700トン／月
ボルト・ナット・板物・金物、等々の小物部材・部品全般
主要設備
| 亜鉛メッキ槽 ＊浸漬管式セラミック炉 （2,500L ｘ 1,500W ｘ 1,500D) |
2槽 |
| 亜鉛メッキ槽 ＊鉄釜築炉 （3,000L ｘ 800W ｘ 1,000D） |
1槽 |
| メッキロボット（FANUC R2000iC） | 4基／2式 |
| 脱脂槽 | 3槽 |
| 塩酸槽 | 4槽 |
| 硫酸槽 | 2槽 |
| 水洗槽 | 6槽 |
| フラックス槽 | 6槽 |
| 冷却槽 | 3槽 |
| ショット機 | 2機 |
| 乾燥機 | 1機 |
| 半自動供給機 | 2機 |
| 自動後処理機 | 2機 |
| 遠心分離機 | 3機 |
| ボイラー | 2基 |
| スクラバー設備 | 1式 |
| 集塵設備 | 1式 |
| 排水処理設備 | 1式 |
| 揚水設備 | 1式 |
| 天井クレーン（各2t） | 5本 |
| 各種トラック（8トン車、6トン車） | 各1台 |
| 各種リフト | 4台 |
| 台はかり | 1台 |
メッキ工程
1. 入荷検査
外観等の検査を行います。
2. 脱脂
素材表面に付いている油脂類などの汚れを
完全に除去します。
3. 水洗
素材表面に付着している脱脂液を洗い流します。
4. 酸洗
4. ショット
素材表面のさび・スケールなどの酸化物を除去し、
鉄素地を露出させます。
素材によってはブラスト処理により酸化物を除去し、
素地を粗面化します。
4. 酸洗
素材表面のさび・スケールなどの酸化物を除去し、
鉄素地を露出させます。
4. ショット
素材によってはブラスト処理により酸化物を除去し、
素地を粗面化します。
4. 酸洗
素材表面のさび・スケールなどの酸化物を除去し、
鉄素地を露出させます。
4. ショット
素材によってはブラスト処理により酸化物を除去し、
素地を粗面化します。
5. 水洗
素地表面に付着している酸洗液を洗い流します。
6. フラックス処理
酸洗後のさびの発生を抑え、
鉄と亜鉛の合金反応を促進させるため、
素地表面にフラックス皮膜を形成させます。
7. 乾燥
亜鉛の飛散を抑えるために乾燥させます。
8. メッキ
素材を溶融した亜鉛浴に浸漬し、
亜鉛皮膜を形成させます。
9. 遠心分離機
9. 仕上げフラックス
余分な亜鉛・カスを除去します。
10. 冷却
メッキされた製品を冷却し、
鉄と亜鉛の合金層の成長を抑えます。
11. 検査
外観・付着量等の検査を行います。
証明書
JIS H 8641（溶融亜鉛めっき）
